政府はどのように多くの外国人を知っていない
外国人参政権に反対する会・全国協議会 公式サイト
在日デンマーク人の方からのメールを紹介します。
サヨクに理想の国と称えられたデンマークですが、その国のかたちは生来のデンマーク人が望んだものとはかけ離れてしまったようです。
同じ道を進みつつある日本への警告として、皆さん是非お読みください。
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デンマーク人のキム・ペーダセン(Kim Pedersen)と申します。
現在日本在住で累計16年日本に住んでいます。子供の頃は福井県の小学校と中学校に通いました。
様々な職を経て現在日本ではデンマークからの農業製品の輸入に携わる仕事をしています。
また自営業で日本の労働環境の改善を進めるための努力もしております。
さて、今回メールさせて頂きましたのは外国人参政権反対運動に興味があるためで す。
決して運動に反対している訳ではなく逆に何らかの形で協力出来ないものかと考えているからです。
その背景の理由となるものは沢山ありこのメール一本では説明できませんが、僕の趣旨としては日本を日本として守るためにどうすべきかを考えたいという事があります。
外国の例から考えると外国人に参政権や政治に携わる権利をどんどん与えてしまうといずれはその国が訳の分からない日本でもない、アメリカでも無い、中国でもヨーロッパでも無いものになって行ってしまいます。
下手するといずれは外国人が日本人より多くなり中でも人数の多い民族が仕切ってしまい、日本人はB級の市民にされてしまうという事が考えられます。
当然このような事は10年や20年では起こりにくいのですが…もっと長い年� ��を経て起きるものです。
しかし我々日本人(と外国人である僕が書くのも可笑しいですが)は将来の子供や孫、その子供たちの環境を考えるべきではないでしょうか。
僕はデンマーク人です。デンマークの例から挙げますと、1970年代に労働者不足になっていたため(今の日本ですね、高齢者が増えて労働者が足りない)、トルコからの労働者をどんどん受け入れました。
当時のデンマークの政治家は無責任で一度受け入れた労働者には家族や親せきを呼ぶ権利まで与えました。
当時デンマークでは生活支援法というのが出来たばかりで失業しても失業手当を貰う権利が国民に与えられました。
福祉が充実して海外から見れば天国みたいな国でした。今も日本の多くの方が「天国みたいなデンマーク」に行っては福祉の勉強をしています。
この「天国みたいな国」に行けば老後も問題ないと考えた� �国人がどんどん入ってきました。
特に労働者として呼ばれた方々の親戚や親が入ってきてデンマークは国として負担が増えて行きました。
80年代になると今度はイランやイラクの難民をどんどん受け入れました。
難民は自分の国の戦争や政治的な問題から逃れてデンマークに逃げてきました。
やさしいデンマークの国民はこういう人たちを助けてあげなければと考えて難民もどんどん受け入れました。
80年代は特に問題化はしていませんでしたが当時外国人が多い為デンマークの将来が危ないと考えて外国人反対の党を作り上げた人がいました。
彼は人種差別者としてデンマーク中のメディアで批判されました。
彼が主張していたのは単にデンマークをデンマークとして守るためには受け入れていた外国人の数� �多すぎるという事でした。
まぁ、実際に彼はその内かなりの人種差別者になったかも知れませんが、決して主張していた事が無茶苦茶ではありませんでした。
しかし、メディアからしてみれば人種差別者であり叩くのにはもってこいの人物だったのでしょう。
90年代になり外国人の数がどんどん増えて外国人問題が多発するようになりました。これは外国人労働者を受け入れるようになってたったの二十年後の話です。たった二十年ですよ!
外国人は数が増えたため自分達だけで生活が成り立つようになり、デンマーク語をいつまでたっても覚えない人が増えました。
暴力は増え、デンマーク人と外国人との対立が増え、右翼が強くなって行きました。
郷に入れば郷に従えという事を主張する人が増えて行きましたが、そういう人たちは人種差別者というラベルを付けられ結果として職を失ったり、「差別」を受けたりするようになりました。
何しろデンマークは世界の先進国であり難民を受け入れる「天国のような国」でしたから。誰もが安心して暮らせる国だったのです。
外国人に反対する人たちは結果を恐れて発言が出来ない社会になってしまいました。
デンマークは言論の自由が最も実行されている国だったはずが、外国人反対に関しては公に言えない国になってしまったのです。
その結果、問題があるに� �関わらずその問題を取り上げる事がなく90年代は過ぎてしまい外国人問題は拡大する一方。
一時期イスラム系の人達がコペンハーゲンの小学校、中学校の給食から豚肉を外してほしいと主張し始めました。
デンマークは豚肉の輸出で成り立っているような国です。デンマーク人に取って豚肉は大事な存在です。
日本でいえばお米。日本の学校給食からお米を外してくださいと外国人が要求しているようなもの。自分達の給食から外せば良いのに学校全体と要求。
積もり積もった外国人問題は最終的には世界で知られている風刺画問題に発展。デンマークがデンマークである最も重要な基本である言論の自由がデンマーク国内で外国人により侵されたのです。
民主主義を守るか、それとも民主主義に妥協し宗教を尊重す� �事を重要視するかにまで問題が発展。
世論は真っ二つに分かれ言論の自由をサポートする人と宗教を尊重すべきとする人に分かれて下手すると第三次世界大戦がはじまるのではとまで懸念されました。
そろそろ5年程前の問題になりますが、未だに収まったのか収まっていないのか分からない状態です。いつこの問題が復活するか分 からない状態です。
現在デンマークには外国人が60何万人いると言われています。国民が550万人の国では一割を超えています。
しかし、この数字は果たして正しいのかと議論されています。実際には150万人いると主張する人もいます。
どの数字が正しいかは別としてデンマーク人は減り、外国人が増えている事に変わりはありません。つまりいずれは外国人が5割を超えてデンマーク人が少数派になる事もほぼ間違いないでしょう。
ちなみにこの問題はデンマークだけではなく殆どのヨーロッパの国に言える事です。
デンマーク人が少数派になった場合、今までのデンマークは消えてしまいます。
ポルノの自由が真っ先に行われたのはデンマーク、ホモの人間が世界で最初に結婚を認めら� ��たのはデンマーク、政治的な情報開示を最も徹底的に行ってきたのはデンマークであり、EUにもそれを要求して来た。
環境の先進国であり、福祉の先進国。弱い者を支えてノーマリゼーションを訴えて来た国です。
オンブスマンという言葉はデンマーク語でありデンマークが生んだ制度。
しかし、このデンマークがもはやデンマークでは無くなりつつあります。しかもたった40年でこう成ってしまったのです。
僕は日本で育ちました。日本が好きです。
しかしだからと言って日本の全てが素晴らしいとは思っていません。労働環境は何とかすべきだと思うし、政治の問題も多すぎる。
しかし、日本には素晴らしい歴史があり日本人という素晴らしい性格の民族が居ます。この日本を日本として守るためにはどう すべきかと考えます。
100年後も日本は日本人の特徴を維持しまた日本人として生存する権利を守れる国にしたいです。
その為には残念ながら外国人の参政権に反対すべきだと考えます。
外国人は政治に参加したければいろいろと方法はあります。
日本人との接点を増やし自分の考えを述べる事自体も政治に参加している事になります。
日本人がその意見を聞き、意見が良いものであると考えれば日本人を通して日本の政治に影響を与える事になります。
個人的には現在労働環境の通信簿というサイトを立ち上げております。
このサイトは日本の労働環境を何とか改善したいという気持ちから作りました。別に参政権がなくても日本に影響を与えられると信じています。
また重要なポイントですが、僕が日本の労働環境を変えるという訳ではありません。日本人が日本の労働環境を変えられる仕組みを作ったのです。
僕は僕なりに日本の労働環境はこうあるべきだという意見を持ってます。しかしそれを日本人に押し付けるつもりはありません。
しかし自分が働いた日本企業の労働環境はデンマークと比較してあまりにも過酷です。また、日本人の同僚と話をしても同じ事を言います。
しかし、誰も日本の労働環境を変える事� ��出来ず我慢の連続です。中には過酷な労働環境のあまり鬱になったという人も少なくありません。これはどう考えても労働環境を変えるべきだと思わざるを得ません。
そこで考えたのが労働環境の通信簿を立ち上げる事です。日本人自らが自分の労働環境を評価していく事により日本を変えて行く。
就職活動を行っている方は労働環境の通信簿にアクセスし労働環境の良いところを選んで就職活動をする。つまり労働環境の良いところは就職活動する人が集中し労働環境の悪いところはなかなか良い人材がつかめない。
日本の労働環境は変わって行くと考えます。
労働環境の通信簿はまだ立ち上げ中でおそらく4‐5年は掛ると思われます。
皆さんからのサポートがあればもっと早く立ちあがると思いますので是非宜し� ��お願いします。特に労働環境の投票をお願いします。
ホームページはwww.roukan.jpです。
このように僕は参政権を持っていませんが、日本に取って日本人にとって、良い変化をもたらす事は出来ると思います。
参政権は特に必要ないです。
長くなりましたが、言いたかった事は外国人参政権は良く良く考えなければいけない事、海外ではその失敗例が多くある事、そして日本の政治に参加したい外国人がいれば特に参政権では無くても良い影響を与える事が出来る事。
そして何よりも日本を日本として守る事に関して僕は出来る限りの協力をしていきたい事。
宜しくお願いいたします。
キム・ペーダセン
メール info@mx2.jp
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