一度でも触れ合ってしまったら、それは誰に気付かれなくても心を支え続ける大事な出会いなんだ。|水紋鏡~呪詛粘着倶楽部~
節電ブームよりもなにより喫緊の課題として、せっかく東電が積み上げた猛暑時の停電回避のための
電力供給見込みの中から、順調にその他電力会社からの供給が無くなっていくんだけど大丈夫?
417: 名無しさん@├\├\廾□`/ [sage]: 2011/07/08(金) 20:21:10.39 ID:oPq10iQ3
l \
/ \
| し 過 賞 〉 // \ は
| ら ぎ 味 |/ l < し
| ん て 期 / ,、,,..._ _/ や
| ぞ も 限 | ノ ・ ヽ \ ろ
| | が | / ::::: i \ く
っ | | / ::::: ヽ / っ
!!!! | \ i :::::: ``‐ /
/ | :::: `i. / !!!!!
l´ ! :::::.. ノ / _
i `ー――――― '"  ̄ ヽ∧ ____
\ //
/ ̄
/
2010-07-07 は各党参院選公約にみる温暖化対策への温度差(その後、見事に「温暖化」というキーワードが語られなくなったのは周知のとおり)。マニフェストだかアジェンダだか知りませんが、こうして政治不信の種を蒔いていくと。
米最高裁、電力会社に対する地球温暖化訴訟を棄却
>今回の判決は、電力大手5社の排出する温室ガスが気候変動の一因になっており、公共の利害に反しているとして2004年に起こされた訴訟に対するもの。6州は連邦裁判所に対し、電力5社に二酸化炭素(CO2)の排出削減を命じるよう求めていた。
今回電力会社に軍配があがったわけですが、これが電力業界だけではなくオバマ政権にとっても勝利として報じられているのがこのニュースの面白いところ。政権を運用するというのは理想主義者をもってして現実主義者へと変えざるをえない。
>これに対し電力会社側の弁護士は、この訴訟が影響を及ぼす範囲が国内的、国際的な問題に係わっており、前例のないほど大きいと指摘し、連邦判事の権限を超えていると主張していた。これら電力会社はAEP、サザン、エクセル・エナジー、デューク・エナジー、それに政府系のテネシー峡谷開発公社(TVA)で、これら5社のCO2排出量は米国全体の約10%を占める。
あなたの国籍をどのように取り戻すために
日本の場合は、北海道・東北・東京・中部・北陸・関西・中国・九州・沖縄の9社で約3割ですな。
>カリフォルニア、コネチカット、アイオワ、ニューヨーク、ロードアイランド、それにバーモントの6州は、地球温暖化によって市民が打撃を受けているとし、訴訟の続行を求めていた。最高裁は07年、EPAに温室効果ガス排出規制に関する権限を与える判断を示した。今回の訴訟は、それ以降に最高裁にまで達した気候変動に関する訴訟の中で最も重要なものだった。 (Reuters 2011年 06月 21日)
そして今度は原発廃止でも市民生活に打撃を与えられることを知ることになると。
中露蜜月に水を差す天然ガス問題
>胡主席の訪露時に、ロシアから中国への天然ガス輸出契約の調印が予定されているということが5月半ば頃から、大々的に報じられていた。ロシアの半国営天然ガス独占企業であるガスプロムは、2009年に中国石油天然気集団公司(CNPC)と、今後30年にわたる年間約680億立方メートル(西シベリアから約300億立方メートル、東シベリアから約380億立方メートル)の天然ガスを輸出することで基本合意をしていたが、価格面で折り合いがつかず、最終合意には至っていなかった。
中露の蜜月関係なんて、対欧米という敵ありきの関係ですし、覇権を求めるという点では中露ともに似通っていますから(笑)
>中露間では、「太平洋パイプライン」の中国・大慶向けの支線が完成し、今年の1月から東シベリア産原油の輸出が始まっていた。しかし、CNPCは、ロシア側と合意していたはずの輸送料を不服とし、輸入代金の一部をロシア国営石油会社ロスネフチなどに未払いだったことが3月に明らかになったのである。中国側は支線を使えば、同パイプラインの終点として計画されている沿海地方のナホトカ近郊よりも輸送距離が短くなるのだから、輸送量も割安であるべきだという主張をしているのである。未払い金額は5月末時点で2億500万ドルに達し、ロスネフチは訴訟もちらつかせて強硬に迫った。5月末には、王岐山副首相と、モスクワでロシアのセチン副首相との天然ガス交渉を含めた両国のエネルギー協力対話が行われ、中国側は� ��局支払いに応じた。これを受け、セチン副首相は問題解決をアピールしたが、ロシア紙が、未払いがまだ5千万ドル以上残っていると報じるなど、どうやら問題はまだ完全には解決されていないようだ。
この記事では現在は買い手の中国のほうが売り手のロシアより優位な姿勢にあるけれど将来的には…という分析を見せています(国勢としても昇竜の中国と、かつての世界に大覇権国から凋落したロシアと)。また、ウクラナイナを代表とするヨーロッパ側では売り手のロシアがやりたいほうだいなことと好対照とも言えるでしょう。
どのように選択されたインドのc.a.gされています。
>ロシアは、カタール産天然ガスの欧州市場における拡大などを背景に、対欧州輸出が最近停滞しており、中国が欧州レベルの価格でガスや石油を購入することを望んでいるが、中国は中央アジアからのガス輸入を始めたこともあり、欧州向けより1000立方メートル当たり100ドルも安い価格を主張している。具体的には、ロシアが欧州輸出向けの平均価格である1000立方メートル当たり352ドルに近づけるよう要求しているのに対し、中国側は旧ソ連中央アジア諸国からの輸入価格に近い250ドルを主張し、双方が主張する価格差の乖離が交渉を難航させたのである。立場的にはロシアが弱いとも言える。(WEDGE 2011年06月23日)
ロシアが日本へのパイプライン敷設に好意的な姿勢を見せ始めたのもこのような背景があってのことと。日本は商売契約・履行に於いて誠実ですし。
IEAが石油備蓄6000万バレル放出、原油価格は急落
>IEAは今回の放出をリビア情勢の混乱を受けた供給減に対応した措置としているが、石油輸出国機構(OPEC)が前回6月8日の総会で増産を見送ったことから、備蓄放出は驚きと受け止められた。
景気回復が本格化するまでインフレを防ぎたいダメリカの思惑しか感じられませんな(デフレ対策としての金融緩和政策が失策だったとレッテル貼られてしまいます)。
>米石油業界とOPEC加盟国は、供給をめぐる非常事態はないとして批判した。 米石油協会(API)は、IEAが発表した6000万バレルの協調放出の一環としてオバマ政権が3000万バレルを放出することについて「悪いタイミングだ」と批判した。(Reuters 2011年 06月 24日)
石油業界のこういう姿勢が、中東政策やらにおける陰謀論を蔓延らせる遠因。
サウジ、原発16基を建設へ 総事業費24兆円
>産油国サウジアラビアの当局者が、2030年までに国内で16基の原子力発電所を建設する計画を明らかにした。総事業費は3千億ドル(約24兆円)を超える見通しという。1日付サウジ紙アラブニュースなどが伝えた。
輸出がどうこうなんかではなくて、単なるオイルピークへの備えじゃまいか?そして、石油への代替として原発を選択したのが砂漠国というのがなんともはや。
>サウジでは人口の急増や産業開発、海水の淡水化プラント建設などで電力需要が増えており、原発などの新エネルギーを導入することで、最大の輸出品である石油の国内消費を抑えるという。(朝日新聞 2011年6月3日)
某国で次の選挙の争点として新エネルギー推進・脱原発が囁かれているわけですが、新エネルギー推進の中に原発を含むのが常識。
フーシックフォールズニューヨーク
39 名前:七つの海の名無しさん[] 投稿日:2011/06/03(金) 13:17:09.43 ID:jl0XNAkJ
原発と太陽光発電のコストが逆転
ワールドウォッチ研究所レポート (p33)
原発の市場規模が90兆円、自然エネルギーは200兆円に拡大する見込み
ジリ貧の原発に魅力なし
原子力のたそがれ
40 名前:七つの海の名無しさん[sage] 投稿日:2011/06/03(金) 13:26:18.23 ID:mw8iM2M+
>>39
それをナイーブに信じてたら↓というような太陽光の計画中止にはならんて。
スペインとドイツと言う再生可能エネルギーを牽引してきた二カ国が
相次いで太陽光への支援を中断することにしている。
一昨年あたりに溶融塩太陽熱タービンが実用化されて、
googleがそれに出資したいとかやってるけど、低緯度の砂漠向けってのが現状。
シリコン系はまだまだ高くて火力・水力の4倍。
砂漠以外で使えるやつは火力に勝てるまであと20年待ちってとこだね。
45 名前:七つの海の名無しさん[sage] 投稿日:2011/06/03(金) 13:35:36.51 ID:Mi3d3zvP
風力発電の普及が進んだデンマークでは、現状でも風力の占める割合が20%で
2025年には50%以上までいけるってね
気候の荒い日本で同等の普及は無理だろうが、再生可能エネルギーの割合が
増えると供給が安定しないってのは的外れだろ
56 名前:七つの海の名無しさん[sage] 投稿日:2011/06/03(金) 13:57:02.83 ID:mw8iM2M+
>>45
デンマークは火力でバックアップしてるよ
その代わり、火力を風力に追従できるような非効率なタイプを使っているため、
電力の20%を置き換えたが、火力はその置き換え分の半分も減っていない。
要は「車で燃費が悪い」と言われる運転の仕方をすることになるからね。
あとスペインでは再生可能エネルギーが40%を超えたが、
その総発電量は日本の水力発電の発電量を下回る。
ちなみにスペインのほうが面積は広い。
57 名前:七つの海の名無しさん[] 投稿日:2011/06/03(金) 13:57:45.86 ID:qna6Q7Je
風力発電のどこがいいのか分からん
あれ大きな鉄のかたまりだぞ
作る時に電気(石油など)を使いまくる
62 名前:七つの海の名無しさん[sage] 投稿日:2011/06/03(金) 14:01:43.04 ID:mw8iM2M+
>>57
良く回るところはあれを使うのはかなり行ける。
固定価格買い取りの価格設定が20円で採算性がない地域に立てるのは
環境的にもより悪い。それ以下なら環境的にもOK。
風車を建てて燃料が節約できる場所は結構限られているのよね。
「風力は安い」と主張する資料は、安い場所だけ集めてきたものが多い。
量を確保しようとすると高い場所も使わないとならなくなる。
ドイツは風力の比率が10%前後(日本の水力の発電量の半分)で風車をあきらめざるを得なくなった。
かといって太陽光が使える場所でなし、昨年暮れに原発延命を決めたのだけれど、
今回の事故で改めて原発全廃を決定。
電力は確実に不足することになったので、石炭でカバーすることを決定。
148 名前:七つの海の名無しさん[] 投稿日:2011/06/05(日) 23:22:02.60 ID:aufnfwz5
数百万年前、人類の先祖が「火」を手に入れたとき
・絶対に安全な火にしてみせる → 現在:人間
・火災が起こって危険、使用禁止 → 現在:猿
造船各社、水浄化装置で攻勢 「バラスト規制」に商機
>来年にも船体の安定を保つ海水「バラスト水」の浄化装置に対して世界的な設置義務規制が実施されるのに伴い、造船各社が工事の受注に力を入れている。三菱重工業とIHIは、初の工事を受注。三井造船は浄化装置も開発し、工事と合わせて数年後に100億円規模の売り上げを目指す。設置規制が実行されれば市場は2兆円に達するともされる。各社とも、造船事業は景気に左右されやすく韓国や中国の受注攻勢にもさらされているが、バラスト水浄化は安定した収益が見込め収益源の多様化になるとみて、"特需"の取り込みに力を入れている。
バラスト水についても何度かメモしてきた けれど、それがまた日本の技術を活かす商売の種となるというのは面白い展開アル。環境問題は結局、市場の飯の種として消化されるのみ。
>バラスト水は、採取した場所と違う海域に排水すると生態系を乱す懸念があるため、国際海事機関(IMO)が排出前の浄化を義務づける国際条約を採択。来年にも発効し、4万隻ともいわれる世界中の船舶に設置されていく見通しだ。このため造船会社以外も、JFEエンジや日立プラントテクノロジーが浄化装置を開発・販売しているほか、双日が米国製装置を販売。クラレも近く参入を予定するなど、浄化装置でも参入企業が相次いでいる。(SankeiBiz 2011.7.5)
造船が価格競争の中で中韓の後塵を拝するようになった中での特需。
0 コメント:
コメントを投稿